- 2021年10月20日
甘く切ないメロディが映し出す美しい記憶!ラフマニノフ・交響曲第2番
甘く切ないメロディ ラフマニノフはクラシックの作曲家の中ではメロディメーカーとして一目置かれる存在です。 活動した時代が19世紀後半から20世紀前半だったため、音楽の様式、スタイルが現代のリスナーにも比較的受け入れやすいということもあるのでしょうね。 20世紀前半といえば、ちょうどジャズやポップス、民族音楽など、さまざまな音楽の要素がクラシック音楽に組み込まれ、多様化が際立ってきた時 […]
甘く切ないメロディ ラフマニノフはクラシックの作曲家の中ではメロディメーカーとして一目置かれる存在です。 活動した時代が19世紀後半から20世紀前半だったため、音楽の様式、スタイルが現代のリスナーにも比較的受け入れやすいということもあるのでしょうね。 20世紀前半といえば、ちょうどジャズやポップス、民族音楽など、さまざまな音楽の要素がクラシック音楽に組み込まれ、多様化が際立ってきた時 […]
ライブこそ真価が発揮される協奏曲 Embed from Getty Images ジャナンドレア・ノセダ率いるジュリアード管弦楽団とラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番ニ短調」を共演するコルトン・ペルティエ(Photo by Hiroyuki Ito/Getty Images) 皆さんは期待に胸を弾ませて行った演奏会で、イマイチ音楽の良さを感知できずに終わってしまったとか、もどかしい思いをしながら聴 […]
長い失意から抜け出した作品 芸術家は誰もが多かれ少なかれ、繊細でナイーブです。 どんなに力強い交響曲や壮大なスケールのオペラを作曲した人であっても、その本質はとても傷つきやすいし、デリケートなのです。 特に才能に溢れた作曲家であればあるほど、デリケートな感性の持ち主だったり、強い自尊心を持っている場合が多いですから、ひとたび心のバランスが崩れると修復が大変なのです。 19世紀から20 […]