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クラシック音楽
演奏次第で面白さが変わる!バッハ・3台のチェンバロ協奏曲
ライプツィヒ時代の傑作 バッハがカントルを務めた聖トーマス教会(ドイツ・ライプツィヒ) バッハは無伴奏ヴァイオリンソナタやブランデンブルク協奏曲、平均律第1巻な... -
名画の世界
安定の構図とドラマ性が交錯するシャルダン「赤エイ」
「赤エイ」シャルダン油彩、ルーブル美術館、1725年頃 「赤エイ」は、フランスロココ時代の画家シャルダンが創作初期(1728年)に描いた傑作です。文字どおり静物画で一... -
クラシック音楽
心にしみる甘いメロディと可憐な響き・レハール「金と銀」
愛らしいメロディに心が満たされる! レハールが作曲した「金と銀」。皆さんはこのワルツ、どこかで聴いたことないでしょうか? かつては小学校の音楽の教科書に鑑賞... -
クラシック音楽
抜群の演奏効果を誇る!チャイコフスキー・ピアノ協奏曲第1番
ピアノ協奏曲といえばこれ Embed from Getty Images ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー (1840-1893) ハリコフにて1893 年、ハリコフにて。モスクワ国立 P. チャイ... -
クラシック音楽
苦境の中で誕生した壮大な音楽抒情詩。シューマン・交響曲第3番
あふれる推進力とロマンチシズム これは個人的に大好きな曲ですね! 何がいいのかというと、第1楽章最初のテーマから迷わずグイグイ突き進む推進力が最高なのです。しか... -
クラシック音楽
孤独な魂に潜む無邪気な微笑み・シューベルト・ピアノソナタ第20番
シューベルトのピアノソナタ もし、「シューベルトのピアノ曲から好きな作品を選んでほしい」と言われたら、皆さんは何を選びますか? 私だったら作品90と作品142の『... -
ステージ・映画
極上の時を約束する究極の音楽と舞台・レハール『メリー・ウィドウ』
あらすじ 舞台は20世紀初めのパリ。ハンナはボンテヴェドロ国の富豪グラヴァリと結婚するが、数日後に彼は急死する。外交官ツェータ男爵は、グラヴァリから莫大な財産を... -
クラシック音楽
叙情的な美しさ・感性が光るピアノ曲・シューベルト即興曲作品90
説明不要のピアノの傑作 シューベルトのピアノ作品としてすぐに思い浮かぶのが晩年の2つの即興曲(作品90、作品142)です。今回は作品90のほうにスポットを当ててみま... -
名画の世界
明るい陽射しが心地よい! モネ「サンタドレスの庭園」
モネ「サンタドレスの庭園」1867、油彩 画家の感性が光る クロード・モネは絵に光や空気、風の流れなどの目に見えない自然の要素を巧みに取り入れて肌感覚、臨場感をも... -
クラシック音楽
苦悩・絶望を超えて希望の未来へ到達する道程・ベートーヴェン交響曲第9番「合唱」
年末の定番・「第9」 2023年個人的には、一年をとおして病気がちだった年でした。 3月にインフルエンザにかかって回復はしたものの、3か月は重い倦怠感から抜け出せなか...