プラス思考がもたらす7つのメリット

 

プラス思考とは

「あーあ、俺って何でこんなにダメなんだろ……」「何やってもうまくいかない…」

こんなこと呟いていませんか…。

誰でも失敗したり、何回やってもうまくいかないことがあると、ついつい自分を責めてしまいがちです。

確かに何回も続くと気持ちはわからないでもないのですが…。

中には正当な理由もないのに、口を開くと次々とマイナス的な言葉が機関銃のように出てくる人もいます。これでは周りにいる人も堪ったものじゃありません。

逆に見てて可愛そうだなと思うくらい悲しいことや辛いことがあるのに、出てくる言葉は穏やかで、すべてを肯定するプラス思考の人もいます。

そして奇妙なのは明らかにマイナス思考をする人よりプラス思考をする人のほうがスムーズに事が進むし、いろいろな夢や目的を実現していることです。

この違いはいったい何なのでしょうか……。

 

 

目次

多少の困難には挫けなくなる

すべての出来事、発想をプラスにとらえる考えかたをプラス思考だとすれば、最初に著しい効果が現れてくるのはこれかもしれませんね。

たとえば試験日が明日だとしましょう。しかし当日は雨が降って、道が水溜まりや泥でグチャグチャになってしまったとします。

誰がこの悪条件下で、通常どおり平然と行動することが出来るでしょうか?

はじめからこういう難しい状況をいつもと変わらぬ心境で行動することは、はっきり言って難しいですよね。

降り掛かってきた悪条件を、最初は「嫌だな」と思うのは誰でも同じで、これは仕方ありません。

 

でも、とても大切なことがあります。

いつまでも「あーっ嫌だな、嫌だ!嫌だ!」と思わないことなのです。また「あの雨さえなければ…」と考えるのも良くないですね。もしかしたらその雨が災いではなく、幸いな結果に変わることもあるのではないでしょうか……。とにかく、今ある状況を「しっかり受け入れる」ことが大切なのです。

嫌なことがあっても最終的にそれを受け入れることができれば、あらゆる出来事や現象についてもそのように考えることができるようになるでしょう。

このような気分の切り替えや発想が次第に身についてくると、同じようなケースや多少困難な状況でも、いい意味で動じなくなります。

 

言葉の力を実感する

 

言葉には大きな力があります。

言葉の使いかた次第で人生を豊かに過ごせるようになれば、殺伐とした状況に振り回されるようにもなります。

イライラしているときに、自分のイライラをストレートに言葉に出してみたとします。するとどうでしょうか?

理由は何にしろ、周りの反応は良くないでしょうし、人によっては「もうあの人とかかわるのはやめにしよう」と思うかもしれません。

言葉はその人の人格そのものです。

 

愚痴をこぼしたくなったり、不満をタラタラと言いたくなるときもあるでしょう。でも言葉が口から出たときは、もう後戻りできません。

話しかけるとき、相手に対してどのような気持ちで話しかけようとしているのかが重要なのです。

それは挨拶一つにも顕著に表れてきます。「無視するわけにはいかないから、とりあえず小声でも挨拶しようか」と思うのと、相手に元気になってほしいと思うから明るく大きな声で挨拶するのでは、当然受けとり方も印象も変わってしまいます!

相手を思う感謝の気持ちや尊敬の気持ちを伝える言葉はいくら言っても、言い過ぎではありません。

とにかく相手を勇気づけたり、慰めたり、ねぎらう想いでかける言葉は心の記憶として刻まれるでしょうし、お互いの関係を成熟させる起点にもなるのです!

 

失敗が失敗で終わらない

たとえば電車の中で居眠りをして、降りるべき駅で降りられず、乗り過ごしてしまったとしましょう…。

その時、その事に対してどのように受けとめるかで、その後の価値観の形成にも大きな違いが出てくるのです。

「疲れているのに余計に歩かないといけない」とか、「時間が遅くなってしまう…」のように後悔だけが残ってしまうと、「寝過ごした」ことは結局失敗で終ってしまうのです。

しかし、「じゃあ寝過ごした区間を運動のために歩いてみよう」とか発想を転換できれば「寝過ごした」ことは失敗ではなく、次につながることになるのです。

ミスを犯しても発想を転換し、プラスに捉えるようになれば心のゆとりが出てきますし、間違いなく人間的な幅が拡がるようになリます。

 

 

人を見つめる目が変わる

人は何事につけても偏見を持ちやすいものです。

とかく容姿や背丈、成績、実力云々で判断しやすいものです。
「あの人とは生理的には合わない」、「気に食わない」、

自分の性格や考え方と合わない人は自分の意識から排除しようとします。

私たちはとかく相手の欠点ばかり目について、すぐさまそれを指摘しようとします。

 

でも、ちょっと待ってください。自分が冗談半分で投げかけた言葉が、どれだけ相手を傷つけるかを……。

相手の欠点を指摘することは簡単ですが、それでは何の解決にもなりませんし、ますます相手との心の距離が遠のいていくだけでしょう。

それよりも積極的に相手の持つ隠された素晴らしい一面を見つめてあげるようにしませんか?

また長所がすぐに見つからなかったとしても、何度も接触するうちに隠された良さが見つかるようになるかもしれません。

相手の長所を見つめられるようになり、そのように意識が転換されると段々と人が慕わしいと思えるようになり、人が好きになってきます。

「人間って捨てたもんじゃない」と新たな発見と喜びに満たされるようになるかもしれません。

他人への配慮ができるように

 

常々行動するときに、他者への気配りが自然とできるのもプラス思考の成せる技です。

なぜならプラス思考の発想とは、相手があっての自分であり、家族や周囲の人々の支えがあってこそ生活ができると自覚しているからなのです。

ともすれば、自分の立場や都合で物事を考えがちですが、それではすぐに争いが生じてしまいます。

人と融合することは、相手の人格、気持ちを尊重し、相手の立場に立って物事を考え、行動することと言えるでしょう。

つまり、いつも接する人の支えがあって自分が成り立っていると考える人は、自然に他者への気配りや心遣いが出来るようになるのです。

 

周囲を明るくする

 

プラス思考があたりまえのようになってくると、人との接し方も当然変わってきます。

何より「人と接することがうれしい」と肌身で感じるようになるのが大きなポイントです!

ですから前述のとおり少々のことではヘコミませんので、言葉や行動、すべての面で自信が持てるようになります。

なおかつ人と話題を共有することに強い喜びを感じるようになります。

惜しみなく自分のアイディアやアドバイスをあらゆる場面で伝えることに生きがいを感じるようにもなるのです。

人とつながることで自分の持ち味が生かされ、それがまた自分の成長につながるという確信が持てるようになるからでしょう!

 

人生に希望が持てるようになる

 

プラス思考の最終章は、あなたを取り巻くすべての環境がプラスに働くようになるということです。

地球が自転したり、人間が生存し成長するのも、それは自然の摂理に適っているのはお分かりでしょう。

だとすれば、プラスのエネルギーを持つ要素、すなわちプラス的な生き方をする人は自然の摂理に適った生き方をしているということになります。

逆に利己的な考え方やマイナス的な発想に囚われている人は、自然の摂理から外れてしまうということになってしまいます……。

すぐにプラス思考を持つこと、プラス思考の人間になることは難しいかもしれません。

でも、一つだけでも構いません。

今日からでもちょっとずつ意識しさえすれば、あなたの未来は希望の未来へと変わっていくかもしれません。

 

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この記事を書いた人

1961年8月生まれ。グラフィックデザインを本業としています。
現在の会社は約四半世紀勤めています。ちょうど時はアナログからデジタルへ大転換する時でした。リストラの対象にならなかったのは見様見真似で始めたMacでの作業のおかげかもしれません。
音楽、絵画、観劇が大好きで、最近は歌もの(オペラ、オラトリオ、合唱曲etc)にはまっています!このブログでは、自分が生活の中で感じた率直な気持ちを共有できればと思っております。

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