クラシック音楽– category –
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クラシック音楽
尊敬、信頼…友人への想いを音楽に変えて! エルガー「エニグマ変奏曲」
音楽不毛の地だった英国 今回紹介する「エニグマ変奏曲」の作曲家エルガーは、19世紀中頃から20世紀初頭にかけて活躍したイギリス人です。 当時イギリスはヨーロ... -
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女心の光と影と無上に美しいメロディ シューマン「女の愛と生涯」
アーティストを著しく選ぶ歌曲 シューベルトやショパン、メンデルスゾーン、シューマンなど、いわゆるロマン派の大作曲家の作品は、いずれも美しくデリケートな... -
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格別な癒やしと慰めの音楽 ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
光と影と穏やかな温もり ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」ほど、聴く時の気分によって曲のイメージが変わる作品はありません。 8年ほど前、中学の吹奏... -
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失意の中で誕生した郷愁の香り漂う傑作!ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第2番
長い失意から抜け出した作品 芸術家は誰もが多かれ少なかれ、繊細でナイーブです。 どんなに力強い交響曲や壮大なスケールのオペラを作曲した人であっても、その本質は... -
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自然に湧き上がり、心に溶けこむ音楽 モーツァルト ピアノ協奏曲第15番K.450(1784)
モーツァルトを代弁するピアノ モーツァルトはピアノに大変な愛着を持っていました。 当然ピアノの音色が心にも身体にも深く染み込んでいて、おそらく即興で作曲すると... -
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深い哀しみが到達した無上の美しさ! モーツァルト・交響曲第40番ト短調
あふれる涙と研ぎ澄まされた感性 交響曲第40番ト短調は昔から人気が高くポピュラーな作品です。 モーツァルトといえば、「アイネ・クライネ・ナハトムジークがいい」と... -
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ミサ曲の常識を超えた壮大なスケール ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」
ミサ曲の常識はうち破られた! The Assumption of the Virgin / 1516-18 by Titian ( Basilica di Santa Maria Gloriosa dei Frari) 日本ではさほどではありませんが、... -
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聴き手を唸らせる充実度抜群の傑作 ブラームス ピアノ協奏曲第2番
ピアノを伴う一大交響曲 ブラームスは交響曲の作曲には、とても慎重だったといわれています。 なにしろ交響曲第1番の着想から発表までに要した期間が20年というのですか...