- 2020年1月27日
微笑ましく心なごむ青春の詩 ミレー「春(ダフニスとクロエ)」
いつまでも眺めていたい絵 一言で言えば、「癒やされる絵」ですね。 ミレーの「春(ダフニスとクロエ)」は東京・上野の国立西洋美術館の常設展示コーナー(松方コレクション)にある油彩画です。 私が初めて西洋美術館を訪れた時から夢中になり、絵の楽しさを知るきっかけになった懐かしい絵です。 古典的な様式に沿って描かれた絵で、ミレーの絵としてはサロンに出品する絵に比べ […]
いつまでも眺めていたい絵 一言で言えば、「癒やされる絵」ですね。 ミレーの「春(ダフニスとクロエ)」は東京・上野の国立西洋美術館の常設展示コーナー(松方コレクション)にある油彩画です。 私が初めて西洋美術館を訪れた時から夢中になり、絵の楽しさを知るきっかけになった懐かしい絵です。 古典的な様式に沿って描かれた絵で、ミレーの絵としてはサロンに出品する絵に比べ […]
音楽不毛の地だった英国 今回紹介する「エニグマ変奏曲」の作曲家エルガーは、19世紀中頃から20世紀初頭にかけて活躍したイギリス人です。 当時イギリスはヨーロッパの経済大国の中で、「クラシック音楽作曲家不毛の地」とまで言われていました。 確かにドイツはテレマン、バッハ、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューマン、ワーグナー……とそうそうたる顔ぶれが浮かんできますし、オーストリアに至っ […]
あらすじ ある日のアルマヴィーヴァ伯爵家の出来事。 伯爵に仕えるフィガロと、小間使いのスザンナは二人の結婚式の準備をしていました。伯爵はスザンナがお気に入りで、あの手この手で誘惑しようと画策しています。「初夜権の復活」もその一つでした。 しかし、伯爵夫人は夫の愛情が冷めていることを嘆かわしく思っています。そこで、伯爵夫人とフィガロ、スザンナは伯爵を懲らしめるため、罠にはめる計画を立てたのでした。 […]
ルーブル屈指の巨大な絵 名画の宝庫と言われるパリのルーブル美術館で、ひときわ目を引く絵画があります! それがダビッド作「ナポレオン一世の戴冠式と皇紀ジョゼフィーヌの戴冠」です。この絵は絵として見るだけでなく、様々な観点から凄い絵なのでした! 何が凄いのかというと、ナポレオンの権力を誇示するかのように描かれた仰ぎ見るような壮大なテーマと絵の大きさです! 横が約10メートル […]
三拍子揃ったスター歌手 一時代を築いたアンナ・モッフォ(1932−2006)というソプラノ歌手をご存知でしょうか? オペラ界のスターとして君臨するには、三拍子揃っていなければならないと言われます。 その一つは言うまでもなく歌の上手さですね。声量や声の美しさ、情感、テクニックがあげられるでしょう。 そして二つ目はステージ上で放つ存在感とオーラです。表現力、演 […]
最近テレビや新聞、ネットで「発達性障害」という言葉を多く見かけるようになりました…。発達性障害の患者の数は年々増えているそうですね。 統計では10人に1人が患者というデータもあるくらいで、その数は年々増加傾向にあるといいます。 本人にまったく悪気がないのに、起きてしまった結果から「親のしつけが悪い」とか、「教育されていない」というように多くの誤解を受けることもしばしばです。ここでは当事者が抱える現 […]