ATSUSHI– Author –
ATSUSHI
-
名画の世界
テーマが明確! 動きや構図、色彩に特化した絵画 マティス「ダンス」
マティス「ダンス」1910年、エルミタージュ美術館 絵画の概念を根底から覆す マティスの部屋・エルミタージュ美術館 小学生の頃だったでしょうか……。この絵を初めて見た... -
映画
ミュージカルの醍醐味がぎっしり詰まった映画・ジーン・ケリー「雨に唄えば」
ミュージカルの王道を往く https://www.imdb.com/title/tt0045152/mediaviewer/rm2491857664/?ref_=ext_shr_em ミュージカル映画はストーリーに多少難があったと... -
名画の世界
人間と苦楽を共にし、寄り添う自然の姿を描く! ルーベンス「虹のある風景」
ルーベンス 《虹のある風景》1636年 油彩・カンヴァス 自分の内面を見つめるゆとり 「自画像」ルーベンス(1577-1640) 風景画は描いた人の人生観が絵に表れやす... -
クラシック音楽
音のパレットから紡ぎ出される洗練と詩情!ドビュッシー『前奏曲全2巻』
感性が光る名曲 印象派の音楽家と言えば「ドビュッシー」というくらい、革新的で感性豊かな音楽を確立した人ですが、「彼のピアノ曲はどうも苦手だ……」とおっしゃる方は... -
クラシック音楽
壮絶な心の軌跡・ピアノソナタの傑作 ベートーヴェン『熱情』
苦難と向き合い傑作が誕生 1805年に作曲されたベートーヴェンのピアノソナタ第23番ヘ短調『熱情』は音楽史上あらゆる面で規格外な傑作です。 超絶的な技巧を必要とし、... -
名画の世界
古典的な様式美の中にあふれる愛情とユーモア シャルダン『食前の祈り』
シャルダン『食前の祈り』 1740年頃/油彩・ルーブル美術館 家族の日常を愛情豊かに描いた名画 以前、「家族を描いた名画は少ない」との内容を投稿したことがありました... -
クラシック音楽
灼熱の太陽の輝きに似た魅力作 ヘンデル「ディキシット・ドミヌス」
灼熱の太陽の輝きに似た魅力作 ヘンデルはイタリア滞在時の若かりし頃、オペラの名曲を次々と発表しました。宗教曲『ディキシット・ドミヌス・主は言われた』もそのよう... -
クラシック音楽
言い尽くせない心の記憶を美しく表現! バッハ「平均律クラヴィーア曲集第2巻」
バッハ作品の原点 平均律クラヴィーア曲集は、多くの傑作を残したバッハにとって作曲の原点であり、特別な位置を占める作品でした。 それは彼のライフワークでもあるピ... -
クラシック音楽
癒えない哀しみと苦悩の旋律 チャイコフスキー交響曲第6番『悲愴』
ロマンチズムの極地、衝撃の交響曲 チャイコフスキーの交響曲第6番ロ短調『悲愴』。言うまでもなく傑作中の傑作です。 この作品、以前は第4楽章があまりにも悲し過ぎて... -
クラシック音楽
無邪気な微笑みと人知れぬ涙と…。 モーツァルト『ピアノ協奏曲第12番』
モーツァルトの音楽は良質な絵本のよう 絵本はいつの時代も、大人が子どもに絵を見せながら読み聞かせるものとして親しまれてきました。幼い子どもたちの感性、創造性を...