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アートエッセイ
ドキュメンタリーが伝えた空前絶後のクリエイター、ウォルト・ディズニー
以前も何度か放送され、昨年末もNHKで放送された世界のドキュメンタリー「シリーズウォルト・ディズニー・全4回」は大変見ごたえのある番組でした。 ウォルト・ディズニ... -
クラシック音楽
大地を揺るがすエネルギーと疾風怒濤の迫力! ベートーヴェン・交響曲第7番
明るい曲調と激しい情熱 この曲は最近やたらとCMやBGM等で使われることが多い曲です。 そもそも2006年から2010年にかけてテレビドラマや映画の「のだめカンタービレ」で... -
名画の世界
木訥とした画風に隠された味わい深さ・マルケ「ポン=ヌフとサマリテーヌ」
平凡な絵の中の非凡 Embed from Getty Images 1934年、モスクワで開催された若手画家の展覧会を訪れたアルベール・マルケ(右から3番目) (Photo by Keystone-FranceGam... -
クラシック音楽
圧倒的なフーガと究極の音楽美・モーツァルト交響曲第41番「ジュピター」
古典交響曲の最高傑作 モーツァルトにとって交響曲は彼の作品の中でどのような位置づけだったのでしょうか? ベートーヴェンの場合なら交響曲は最重要なジャンルと考えて... -
アートエッセイ
文豪たちの息づかいが聞こえる。閑静な住宅街に佇む魅力の館・鎌倉文学館
鎌倉文学館は鎌倉ゆかりの作家、文学者の資料を集めた閑静な住宅街にひっそりと佇む資料館です。 1985年の開館から約35年、地域住民だけでなく、全国から訪れる文学ファ... -
名画の世界
容赦ない批判の対象になった古典的名画・アングル「グランド・オダリスク」
「グランド・オダリスク」アングル(1814年、油彩・ルーブル美術館) 散々なほど貶された絵画 今やドミニク・アングルの代表作として名高い「グランド・オダリスク」で... -
クラシック音楽
甘く切ないメロディが映し出す美しい記憶!ラフマニノフ・交響曲第2番
甘く切ないメロディ ラフマニノフはクラシックの作曲家の中ではメロディメーカーとして一目置かれる存在です。 活動した時代が19世紀後半から20世紀前半だったため、音... -
クラシック音楽
腕が鳴る! 圧倒的な演奏効果が際立つ・ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」
ライブこそ真価が発揮される協奏曲 Embed from Getty Images ジャナンドレア・ノセダ率いるジュリアード管弦楽団とラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番ニ短調」を共演す... -
映画
老教授の心の歪みと癒やしを丁寧に描写する名作映画・ベルイマン「野いちご」
普段、私たちは目的を成し遂げるために、少々のことには目をつぶり、時間に追われ、雑多な出来事に振り回されたりしながら、日々の生活をまっとうしています。 ともすれ... -
クラシック音楽
宗教の枠組みを超え、声楽の可能性を究めた渾身の作!バッハ:ミサ曲ロ短調
一般的にミサ曲はカトリックの典礼儀式で演奏され、歌われるものという概念があります。 しかし、バッハやベートーヴェンの作品になると、もはや典礼音楽や宗派云々とい...