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オペラ

  • 2021年6月20日

オペラに親しむならこれ!愛の尊さをユーモアたっぷりに描く!モーツァルト「後宮からの逃走」

天衣無縫なインスピレーション https://pin.it/6eHngFi 不世出の天才作曲家モーツァルトがその真価を最大限に発揮したのはまぎれもなくオペラでした! モーツァルトは比較的襟を正したスタイルの交響曲や宗教音楽でも、美しく格調高い作品が多いのですが、やはりオペラの生き生きした魅力には及びません。 オペラはモーツァルトの天衣無縫な創造のインスピレーションを縦横無尽に発揮できた格好のジャン […]

  • 2021年6月11日

甘い囁き、心を溶かす旋律! 禁断の愛を描く異色作ヘンデル「セメレ」

ヘンデル全盛期の異色作 Photo credit: Steven Pisano   ヘンデルは言うまでもなくバロック音楽を代表する大作曲家ですが、音楽の振り幅がとてつもなく広い人でした…。 「メサイア」や「エジプトのイスラエル人」のように神を讃える作品を作るかと思いきや、「水上の音楽」、「王宮の花火」のようにまるで宮廷の優雅なひとときが眼の前に浮かぶ音楽を作ったりもします。 そして世俗の […]

  • 2020年10月5日

オラトリオの醍醐味が凝縮されたヘンデル初期の傑作『エステル』 

ヘンデル・オラトリオの入門編として最高! ヘンデルは生前20数曲のオラトリオを書いたといわれています。オペラも含めればその3倍以上にもなるのでしょうが、これは大変な数です。 そこで誰もが悩んでしまうのが一体どの作品から聴いたらいいのかということですよね……。 一般的には知名度が最も高く、録音や公演数も圧倒的に多い「メサイア」から聴き始めるというのが暗黙の了解のようになっているところがあるかもしれま […]

  • 2020年9月20日

プレイボーイに翻弄される女心とその顛末! モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」

あらすじ ある日、ドン・ジョヴァンニの従者レポレッロは、女性遍歴を次々と重ねる主人のやりたい放題ぶりを嘆いていた。 そこに騎士長の館から助けを呼ぶドンナ・アンナの悲鳴が聞こえて、ドン・ジョヴァンニが逃げ出してくる。娘を救うために騎士長が彼に決闘を挑むが、逆に殺されてしまう。 ドン・ジョヴァンニに捨てられた貴婦人ドンナ・エルヴィーラ、父を殺されたドンナ・アンナとその婚約者ドン・オッターヴィオ、恋人ツ […]

  • 2020年9月2日

メルヘンチックで透明感あふれる傑作 ヘンデル「エイシスとガラテア」

音楽の原点に帰るよう…   今やバロックの巨匠ではなく、オペラの巨匠としての真価が日増しに高まっているヘンデルです。 もしヘンデルの作品から声楽やオペラがなくなったらどうなるのでしょうか……?  それはヘンデルの宝のほとんどを失うことになるかもしれません。 それほどヘンデルの歌ものは他に代えられない魅力があるのです。たとえばイエス・キリストの人物像を描いたオラトリオ「メサイア」がいい例で […]

  • 2020年7月14日

三大オペラから13年。オペラの抒情詩人が魅せた音楽的底力 プッチーニ「つばめ」

あらすじ パリのとあるサロン。サロン主宰者で女主人のマグダはランバルドという銀行家の愛人だった。 サロンは詩人のプルニエをはじめとする常連客で賑わっていた。ある日、プルニエが「ドレッタの美しい夢」という詩を披露すると、マグダが続きを歌い完成させる。するとプルニエが「新たな恋に落ちてあなたはつばめのように飛び回るが、 また元の巣に戻るだろう」と彼女の未来を占う。 その後、純朴な青年ルッジェーロがパリ […]

  • 2020年1月19日

コミカルな恋愛劇が織りなす人間模様 モーツァルト「フィガロの結婚」

あらすじ ある日のアルマヴィーヴァ伯爵家の出来事。 伯爵に仕えるフィガロと、小間使いのスザンナは二人の結婚式の準備をしていました。伯爵はスザンナがお気に入りで、あの手この手で誘惑しようと画策しています。「初夜権の復活」もその一つでした。 しかし、伯爵夫人は夫の愛情が冷めていることを嘆かわしく思っています。そこで、伯爵夫人とフィガロ、スザンナは伯爵を懲らしめるため、罠にはめる計画を立てたのでした。 […]

  • 2019年7月6日

オラトリオに活路を見出したヘンデルの最高傑作! ヘンデル「サウル」

  あらすじ サウルは神から遣わされた初代のイスラエル王だった。 そこに勇敢で、戦争では大きな手柄を立てる羊飼いの青年ダビデが現れる。すでに民衆はダビデを英雄のように迎えるのだった。 ダビデを息子のように愛していたサウルだったが、次第に神からも民衆からも支持され賞賛されるダビデに強い嫉妬心を抱くようになる。 その後サウルはアマレク人との戦いで神に反逆し、信頼を失ってしまう。それを受けて預 […]

  • 2019年6月12日

身を引くことは優しさであり、悲劇の始まりだった ヴェルディ「椿姫」

  あらすじ パリの社交界を虜にする高級娼ヴィオレッタは、ある日の宴で青年アルフレードからプロポーズされる。ヴィオレッタはその告白を受け入れ、社交界を離れ幸せな日々を送るようになる。 しかし娘の縁談に影響すると憂慮したアルフレードの父ジェロモンが、ヴィオレッタを訪ねて「結婚を取り下げてほしい」と頼み込む。 やむなくその忠告を受け入れたヴィオレッタは傷心の思いでアルフレードに別れの手紙を書 […]

  • 2019年5月28日

「愛の悲劇」人生はすれ違いの連続か?オペラの醍醐味が詰まった傑作 プッチーニ「トスカ」

  「トスカ」はプッチーニの最も有名なオペラの一つであると同時に、彼自身の絶頂期の作品です。 俗に言うプッチーニの三大オペラがそれですが、作曲年代もほぼ同じで、「蝶々夫人」「ラ・ボエーム」に優るとも劣らない充実度満点の魅力作なのです。 このオペラはエキサイティングなストーリー展開や胸を打つ叙情的な雰囲気が印象的です。随所に現れる感情表現、情景描写もプッチーニならではで魅力的です。 オペラ […]