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ビバ・クラシカ!

  • 2020年5月23日

無邪気さと汲めども尽きない音楽の魅力が全開! モーツァルト「ピアノ協奏曲第23番」

モーツァルトの魅力が全開!     モーツァルトはピアノとの相性が抜群でした。彼がピアノ曲を作曲するときは、まるで自分の内面を吐露するように自由で束縛がなかったのかもしれません……。 改めていうまでもありませんが、モーツァルトのピアノソナタやピアノ協奏曲の、そのほとんどすべてがキラキラと輝くような傑作揃いです。 そして私たちの心を捉えて離さない魅力作が目白押しなのです。中でもピ […]

  • 2020年5月12日

澄んだ秋風を想わせる愉悦のハーモニー モーツァルト「ピアノ協奏曲第25番」

創作絶頂期の実りの一つ   モーツァルトのピアノ協奏曲は、彼のあらゆる作品群の中で最も魅力的なジャンルの一つでしょう。 特に第20番からの作品の数々はモーツァルトでしか作れない無邪気さ、天衣無縫さに加え、いっそうの深みと透明感が加わります。 さて、モーツアルトのピアノ協奏曲第25番は1786年、ちょうどオペラ「フィガロの結婚」を完成させる前年に発表された作品でした。 輝かしく魅力いっぱい […]

  • 2020年5月1日

気品あふれるヴァイオリン協奏曲の華 メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」 

ヴァイオリン協奏曲の華 メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は昔からベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、ブラームスのヴァイオリン協奏曲と並んで三大ヴァイオリン協奏曲と呼ばれてきました。 中でもメンデルスゾーンの協奏曲は気品があり、ロマンチックで甘美なメロディが充満しているため、女性ヴァイオリニストをはじめとする多くのヴァイオリニストやリスナーから愛されてきたのです。 しかもベートーヴェンやブラーム […]

  • 2020年4月25日

パステルカラーのように優しい情感を表出! ドビュッシー「ベルガマスク組曲」

ピアノコンクールの花形「月の光」   大抵の大作曲家には代名詞のような口ずさめる音楽があるものです。 たとえばベートーヴェンであれば交響曲第5番「運命」冒頭のジャジャジャジャーンでしょうし、モーツァルトであればピアノソナタのトルコ行進曲がそうでしょうし、ショパンであれば「英雄ポロネーズ」がそれにあたるでしょう! ではドビュッシーといえば何でしょう…。 やはり「月の光」でしょうね。ドビュッ […]

  • 2020年4月21日

やりたい放題の男が最後に行きついた永遠の愛 グリーグ「ペール・ギュント」

自分探しのペールが行きついた先は……   Edvard Grieg  1843- 1907   Henrik Ibsen 1828- 1906   エドヴァルド・グリーグ(1843-1907)の「ペール・ギュント」は今も多くの人に愛され続ける管弦楽組曲の名曲で、劇音楽です。 中でも「朝」や「ソルヴェイグの歌」は知らない人はいないのでは…と思うほど、あまりにも有名で愛さ […]

  • 2020年4月4日

混沌と不安の時代に光を放つ交響曲 ブルックナー「交響曲第9番」

ベートーヴェン第九の呪縛   楽聖ベートーヴェンは交響曲を飛躍的に発展させ、深化させた音楽家としてよく知られています。 特に最後の交響曲第9番(通称第九)は古典の枠に収まりきれず、第1楽章に抽象的な主題を導入したり、最後の楽章に合唱を入れたりして、ありとあらゆる交響曲の可能性を追求したのでした。   第九の到達したレベルがあまりにも高かったため、その後の作曲家は交響曲というジャ […]

  • 2020年3月22日

研ぎ澄まされ、輝きを放つバロック協奏曲 ヘンデル「合奏協奏曲作品6」③ 第9番〜第12番

ヘンデルの合奏協奏曲作品6の3回目です。 12曲のそれぞれの作品は、ヘンデルならではのフーガの輝きや迫力、ドラマチックで叙情的な魅力が結集した傑作揃いといえるでしょう。 オラトリオやオペラの間奏曲として使用された楽曲も多々あり、幕間をスムーズにつなげる重要な役割を果たしていたのかもしれませんね。 合奏協奏曲 第9番ヘ長調 HWV327 合奏協奏曲作品6の中で最もメリハリがあり、壮麗で典雅なメッセー […]

  • 2020年3月18日

研ぎ澄まされ、輝きを放つバロック協奏曲 ヘンデル「合奏協奏曲作品6」② 第5番〜第8番

前回に引き続き、ヘンデルの合奏協奏曲作品6の2回目になります。 今回は第5番から第8番にかけての4曲ですね!ヘンデルの作品は一度夢中になるとその魅力から抜け出せなくなると言われるように、他の作曲家にはない音楽的なメッセージに満ち満ちています。 まずは比較的入っていきやすい合奏協奏曲あたりから聴き始めるのもいいかもしれませんね。 合奏協奏曲 第5番 ニ長調 HWV323 聴きどころ 合奏曲集の中でも […]

  • 2020年3月12日

研ぎ澄まされ、輝きを放つバロック協奏曲 ヘンデル「合奏協奏曲作品6」① 第1番〜第4番

バロックの代表的な協奏曲 汲めども尽きないインスピレーション   合奏協奏曲作品6(全12曲)は、ヘンデルの作品の中で最も端正なスタイルを持った魅力的な作品です。 汲めども尽きないインスピレーション、叡智に満ちた音楽性、ヘンデル作品においても絶対に外せない純粋な音楽的魅力にあふれた作品といっていいでしょう。   ヘンデルは同じスタイルの合奏協奏曲作品3(全6曲)を1734年に作 […]

  • 2020年3月6日

夢とロマンチックな物語の世界へ誘う メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」

シェークスピアの物語を音楽で完璧に再現!   劇音楽「真夏の夜の夢」は言うまでもなくシェークスピアの戯曲をイメージして作曲された音楽です。 メンデルスゾーンは17歳の時に序曲のみを作曲したのですが、それを聴いたプロイセン王フリードリヒ・ウィルヘルム4世はあまりの完成度の高さに感動し、改めて組曲としての作曲を依頼したというエピソードがあります。 妖精たちのストーリーをテーマにしたファンタジ […]